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2006'05.26.Fri

「プラド美術館展」について2

平日の朝は、やはり空いており、比較的ゆっくりと鑑賞することができました。
鑑賞し終わって美術館の入り口のところまで来て見ると、そこには、すでに行列ができていました。11時半ごろになると、やっぱり混んでくるようです。観光バスなどで団体で来る人達もあるようで、バスの添乗員さんとおぼしき小旗を持った人達が、入場券を配っていたり、整列させたりしていました。そんな団体がどんどんやってくるようでは、やっぱりゆっくり鑑賞するという訳にはいかなかったでしょう。美術館には、朝一で行くといのは、やはり大事だなと認識を新たにした次第です。

さて、今日は、ボデゴン(厨房画)を紹介しましょう。ボデゴンは、よく「静物画」と訳されたりもしますが、いわゆる日本で言うところの静物画とは異なります。果物であったり、狩の獲物の小鳥などが題材として描かれることが多く、今回来日している作品も、そういったものが何点か来ています。

これら、ボデゴンの特徴は、ただ、そこに置いてある何気ない様子を捉えているということです。果物であれば、その果物の内面まで映し出すように描いています。この写真の絵は、メレンデスのボデゴンの一つですが、水差しやプラムの質感は、まさにそのものを見ているかのようです。
スペインで独自に発展したこのボデゴンは、見れば見るほど味がでてくると言った趣のある絵画だと思います。
私が初めてプラド美術館を訪れたときは、あまり時間も無く、有名作品だけを見るだけで、ボデゴンを見たという印象は全くありませんでした。その後、何度かプラド美術館に行き、ボデゴンというジャンルの作品を意識するようになりました。果物を描く静物画というのは、他にもあるでしょうが、これから料理に使うであろう死んだ鳥が吊るされている様子を描いている作品というのは、なかなか印象深いものです。普通の静物画とはどこか違う。そんな思いで、どうしても目がボデゴンに行ってしまうのです。そこには、ただの静物画とは異なる何かがあるんだということが、繰り返し見ているうちに気付いてきました。

ぜひ、ボデゴンを生で見ていただきたいと思います。その質感もさることながら、それぞれの配置や描かれている素材の生々しさなど、見れば見るほど深く味わえる作品ばかりだと思います。
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