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2007'06.03.Sun

「詩城の旅びと」を読んで

松本清張氏の小説「詩城の旅びと」を18年ぶりに再読しました。
最近は、新進気鋭の作家の小説や、軽めのSFなどを読んでいただけに、最初の数ページを読んで、その重厚さと文章そのものの美しさに、感動してしまいました。
考えてみれば、小学4年の時に清張作品を読むようになって、高校生くらいまでの間に、数十冊を読みましたが、それ以降は、たまにしか読んでいませんでした。今回は、数ある清張作品の中から敢えて「詩城の旅びと」を読もうと思いました。
実は、5年前、スペインに滞在していてフランスに旅行したとき、マドリードの同じピソのフランス人の女の子のアドバイスで絶対に行くべき場所として、「レボー」「サン レミ」を勧められ、プロバンス地方を回っていました。今にして思えば、この「詩城の旅びと」の舞台となった場所をいろいろと回っていたのですが、旅したときには、なんとなく感じていたものの、当時でも、この作品を読んだのは13年前のこと。たぶんここに違いないと思いつつも、単純にレボー、サン レミの美しさに感動していたばかりでした。
そんなことがありつつ、今回改めて「詩城の旅びと」を再読してみて、私が今まで生きてきた中で重要なファクターである「松本清張」と「スペイン」が昇華した形としての憧れの地「プロバンス」が見えてきたような気がしてなりません。スペイン文化を普及する活動をしていながら、こんなことを書くのはどうかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとって、フランス、特に南仏プロバンスは憧れの地。私にとって、スペインは現実であり、憧れではないのです。
私がプロバンスに行ってみて感じたのは、実はスペインに近い部分も結構あるということ。闘牛なども行われますし、ローマ時代の遺跡なども、大変多く残っています。この「詩城の旅びと」の中に出てくるいくつかのエピソードも、スペイン的な部分があります。
まぁ、それは、歴史的背景や地理的条件など、様々な要素が絡み合ってそうなっている訳です。私の人生も、様々な要素が絡み合って、現在があり、これからもそうなっていくのでしょう。今まで生きてきた人生そのものを考えるきっかけともなったこの作品を再読して、ちょっとブログに書きたくなったので、書いてしまいました。
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Categorieスペイン雑感
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