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2008'09.02.Tue

「静物画の秘密展」に行ってきました。

国立新美術館で開催中の「静物画の秘密展~ウィーン美術史美術館所蔵~」を見に行ってきました。
7月2日から9月15日の開催期間だったので、早めに行きたかったのですが、仕事がいろいろと忙しかったこともあり、ようやく金曜日の夜間に行くことができました。(通常18時までなのですが、金曜日は、20時までやっています。)
17時半ごろに到着したのですが、思ったとおり混雑しておらず、ゆっくりと鑑賞できました。
今回の目玉はもちろんベラスケスの「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」です。

Margarita02

この作品は日本初公開ということで、ウィーンに行った事の無い私にとっては、初の対面です。ドレスや胸元など、随所に素晴らしいベラスケスの筆遣いが見られ、しばらく見とれてしまいました。
やや離れた位置から見たときに、まるでその空間に自分が迷い込んだような気分になるのは、プラド美術館のラス メニーナスに近いような感覚さえありました。しばらく見ていると、本当に17世紀のマドリードにいるような気になってしまいます。
もし、まだご覧になっていらっしゃらないようでしたら、是非国立新美術館まで足を運ばれることをお勧めします。こんな絶好の機会は二度とないかもしれません。
ベラスケスは、この1点のみですが、他にも、P.P.ルーベンスの「チモーネとフィジェニア」(デカメロンの中に出てくる1話)や、花のブリューゲルで有名なヤン・ブリューゲル(父)の「青い花瓶の花束」など、プラド美術館でも御馴染みの画家の作品も展示されています。

私が初めて見たベラスケスの絵画は、もう15年ほど前になりますが、横浜のそごう美術館で開催されていたハプスブルク家の財宝を展示した展覧会だったと記憶しています。あの時の目玉はやはりウィーン美術史美術館から来ていた「青い服のマルガリータ王女」でした。

マルガリータ王女がいなければ、もちろん、ベラスケスが彼女の肖像を描いていなければ、私がスペインへ行くことも無かったかもしれないことを思うと、感慨深いものがあります。

こういった展覧会に来てよく思うのは、音声ガイドを使用している人が非常に少ないことです。今回も、ざっと見渡しただけで、20人に1人くらいしか使っていないのではないかと思います。
これは非常にもったいないように思います。私も以前は音声ガイドを聞くことはほとんど無かったのですが、イタリアやフランスの美術館に行った際に、音声ガイドを借りてから、その面白さに気付きました。主だった作品の解説が聞けることはもちろんですが、そうでなくても、一見ぱっとしない作品に、意外な背景があったりと、普通に見ているだけでは分からないようなコメントを聞くことができたりもします。
ただ、今回の展覧会に関して言えば、それほど良い音声ガイドの内容だったとは思いませんが...

また、もう一つ気になる点と言えば、私が特別にベラスケスの絵画に関心を持っていることもありますが、他の絵画を鑑賞する時間とメインとなる絵画を鑑賞する時間の差があまりない人が多いということです。皆さん各絵画10秒~30秒ほど見て、次の絵画へと移って行くようなのですが、メインとなる作品(今回ではマルガリータ王女)の前でも、ほとんどの方は他の絵画と同じ程度、見る人でも、1分程度です。これはもったいないと思います。
私なんかは、美術館に入って、最初の15分くらいは順番に見て行きますが、気持ちも落ち着いて、精神状態が美術館での鑑賞モードに入ったら、メインの絵画へと直行します。そして、メインの絵画を10分くらいはゆっくりと眺めます。その後、飛ばした絵画のところへ戻って、順番に鑑賞し、もう一度、メインの絵画のところへ来て、さらに10分、20分と好きなだけ眺めます。
まぁ、今回はベラスケスなので、私にとっては特別なため、もう少し長かったのですが、フェルメールを見に行っても、ティツィアーノを見に行っても、同様です。
(プラド美術館のように、メイン級の絵画が山ほどある場合は、また別ですが...)

まぁ、鑑賞の仕方は人それぞれで、私が意見するようなことではないのですが、そんな見方をしてみても良いのではないでしょうか。

ともあれ、ベラスケスのマルガリータ王女を日本で感じられる機会は滅多にありません。ぜひマルガリータ王女会いに行っていただければと思います。
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