--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Categorieスポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-)
2005'03.27.Sun

セマナサンタ(聖週間)

カトリック教徒が全人口の75%を超えるというスペインでは、当然のように宗教的なイベントが行われます。その宗教イベントの中でも最大とも思われるのが、この時期に行われるセマナサンタ(聖週間)です。特にセビージャのセマナサンタは盛大なことで知られ、スペイン各地や海外からも見物客がセビージャに訪れます。
では、セマナサンタの時にどんなことが行われるのかと言うと、要するに、各教会からその地域の信仰の中心であるカテドラル(大聖堂)に向けて行列が行進していき、カテドラルの中に入り、またそこから各教会へ帰っていくというものです。セビージャの場合、57もの教会からこの行列が出るので、大変です。毎日8つ程度の行列が出ることになります。この行列は、ナサレノと呼ばれる人たちで構成されており、彼らは、顔まで隠れる三角帽子をかぶり、マントを羽織り、手には長い大きなロウソクを持っています。足は本来裸足らしいのですが、靴下の人や、靴を履いている人もいます。このナサレノたちが、行列をつくり、ゆっくりと行進していきます。そして、ロウソクを持ったナサレノたちの後から、香炉の壷を持ったナサレノが続き、さらにその後にパソと呼ばれる日本で言うところの山車が続きます。最初はキリスト受難の場面を人形で描いた山車で、その後に、楽隊がいて、さらにその後は十字架を背負った人たちが続きます。そして、その後からメインと言える、マリア像の載ったパソ(山車)がやってきます。この後にも楽隊が続き、長い行列の終了となります。これが標準的な行列(プロセシオンという)の構成です。このプロセシオンは、教会によって違いますが、300人から2000人が参加し、通り過ぎるまでに1時間以上かかるものもあります。なかなか壮観もので、見ているのは面白いのですが、混雑も凄いし、一日に4つも見たら疲れ果ててしまうでしょう。見物に行く方は、頑張り過ぎないように気をつけてください。
さて、セビージャに住んでいる人にとって、このセマナサンタはどう捉えられているか、というともちろんセマナサンタに参加する人たちは、ナサレノとなってプロセシオン(行列)に加わるという側面もありますが、一方、若い人々にとっては、退屈なだけではなく、窮屈なものとも言えます。それというのも、プロセシオンが通っていると、それを横切ることはかなり難しく。特にカテドラルには全てのプロセシオンが行くことになるので、その周辺は車だけでなく、人間でさえもほとんど通行止めになってしまいます。そして通行止めでなくとも、見物客が多くて移動することもままならないのです。路線バスなども、一時通行止めになったりもします。
つまり、住んでいる人にとっては、通常生活はできない状態です。そこで、この時期になると、学校や会社は休みになったりもしますので、海外旅行に行く人も実は多いのです。そういう意味では、聖週間は、日本のゴールデンウィーク的な側面があるのです。
セビージャに住んでいる人が、子供の頃から毎年こんな混雑の中移動もままならない。しかも行列の中のマリア像は500年前から変わることも無いので、見飽きている。とくれば、大学生などは、バカンスを楽しみに行くというのは、特別な考えではないというのが分かっていただけると思います。
聖週間の意外な側面も考えていただけると面白いと思います。
スポンサーサイト
Categorieスペイン雑感
トラックバック(1)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL


そたやんパパからうちの掲示板で教えて頂いた「EUフィルムデイズ」に行って来ましたっ。本日の映画はスペイン映画の邦題「パズル」@日仏会館です。CD視聴コーナーとか「フランスにある本屋さんってこんななんだろうな~」と夢見ちゃう本屋さん(おフランスはまだ行った

2005/05/24(火) 14:15:00 | 「ジャパナイズ紀行」

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。