--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Categorieスポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-)
2011'01.18.Tue

昼間の時間

スペインに暮らしていると、夏場は、夜の10時近くまで明るいので、不思議に思ったことがあります。

サマータイムの関係や経度の関係もあるのですが、実は緯度の関係もあったようで、ちょっと整理してみましたので、ここで、お話したいと思います。

場所によっても、やや異なってくるので、ここでは、日本とスペインの首都同士の比較ということで、東京とマドリードで考えてみたいと思います。

下のグラフを見てみてください。
salidasol

青が東京、赤がマドリードです。縦軸が時間、そして横軸は12か月を表しています。
下の方の線が日の出時刻、真ん中あたりが南中時刻、上の方が日没時刻を表しています。

まず気付くのが、赤い線が、3月と10月にズレている点かもしれません。これは、サマータイムで1時間ズレていることに対応しています。
日本は、サマータイムが無いので、なだらかな線になっていますね。

そして、南中時刻は、東京はほぼ12時ごろ(細かく見ると、だいたい11時30分~11時55分の間)になっています。マドリードの方も、サマータイムによるズレを除けば、ほぼ一定です。まぁ、夏場は14時、冬場は13時くらいというところでしょうか。
この南中時刻のマドリードと東京の間のズレというのは、経度によります。東京の経度は、東経139度42分くらいで、標準時からは、プラス9時間の時差があります。本来は、東経135度の子午線が通っている明石市だと、ちょうど9時間の時差でピッタリになるのですが、東京は、そこから4度42分東にあるわけです。だからその分、約18分程度、南中時刻が12時よりも早めになるわけですね。
一方の、マドリードですが、こちらは、西経3度42分くらい。本来であれば、ほぼ標準時でOK。きちんとするならば、標準時からマイナス14分程度のはずですが、スペインは、フランスやドイツと同じ時間を使用していますので、プラス1時間なんです。
そういう訳で、マドリードと東京の南中時刻は、冬場で約1時間30分ずれています。しかも、3月下旬から10月下旬までは、サマータイムで、さらに1時間ずれるので、合計して、約2時間30分もずれることになります。
(うーんちょっと分かりにくいですね。別の考え方をすると、マドリードと東京の経度の差は、139度42分+3度42分で、142度84分。地球が1回転、つまり360度で24時間なので、15度ずれると、1時間ずれるのが、太陽からみた本来の姿です。そこで、142度84分を15度で割ってみると、9時間31分というのが、マドリードと東京のズレになる訳です。しかし、ご存知の通り、スペインと日本の時差は、冬場で8時間、夏場で7時間です。そのため、夏場は、約2時間30分もずれてしまうことになるんですね。最初からこう書けば分かりやすかったですかね。)
日本では、だいたい12時ちょっと前くらいにお日様が真上に来るわけですが、スペインの場合は、夏場の場合、14時過ぎにくるということになるわけです。ただ、グラフを見ても分かる通り、南中時刻というのは、年間を通じて、あまり変わりません。(スペインの場合、サマータイムで変わるということはありますが。)

一方、日の出と日没の時刻は、季節によって、大きく変わります。東京もマドリードも、北半球にあるため、夏になると、日の出は早くなり、日没は遅くなります。
東京の場合は、自然の法則そのままに、夏場は非常に早い時間に日の出があります。夏至の前後は、4時30分よりも前に日の出となります。それに較べてマドリードの方は、グラフを見てもらえば分かるように、日の出時刻は、夏になると東京と同様に早くなるのですが、サマータイムがうまく機能して、年間を通して8時前後の一定の幅に収まるようになっています。
逆に、日没時刻は、元々先ほど南中時刻のところで記載したような理由で、スペインは遅いのですが、それがさらに夏になるに従って、遅くなり、しかも、サマータイムでもっと遅くなっています。そのため、夏至前後の日没時刻は、21時45分よりも遅いくらいです。
しかも、マドリードは、東京よりも、緯度がやや北にあります。細かい説明は省きますが、北半球の場合、より北にある都市の方が、夏は昼間の時間(日の出から日没までの時間)が長く、冬は昼間の時間が少なくなります。(北欧などでは、夏は夜でも明るく、冬は、昼の時間が極端に短いですよね)
マドリードと東京の場合は、そこまで緯度が違うわけではないので、そんなに極端ではないですが、昼間の時間を較べると、夏至の頃は、マドリードの方は15時間3分で、東京は14時間33分と、マドリードの方が、30分ほど長くなっています。一方、冬至のころは、マドリードは、9時間19分で、東京は9時間46分と、逆に東京の方が30分近く長くなっています。
つまり、昼の時間についても、夏場は、マドリードの方が、東京よりも緯度の違いからも30分余計に明るいということが分かります。
そんな様々な理由が重なって、夏場のマドリードは、東京に較べて3時間近くも日没が遅いということになる訳です。
朝早起きした時に、暗いのは、ちょっとビックリすることもありますが、時間の有効活用ということでは、やっぱりスペインのような時間の方が、有難いかなぁという気はしています。
スペインに夏に旅行される際には、夜までしっかり遊ぶ計画を立てても良いと思いますよ。
と、今週末の「スペイン旅行を10倍楽しむエッセンス」イベントでは、こんな話もしながら、ネットを見ているだけでは、決して分からないスペイン旅行をめいっぱい楽しむためのお話をしようと思っています。
スポンサーサイト
Categorieスペイン雑感
トラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。