--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Categorieスポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-)
2005'12.08.Thu

無原罪の御宿りの日

今日12月8日は、「無原罪の御宿りの日」です。いきなりそう言われても、キリスト教徒でない人にとっては、さっぱりなんのことか分からないと思います。
この「無原罪の御宿り」というのは、イエス キリストの母である聖母マリアが、その母アナ(或いはアンナ)のお腹に宿ったということです。
イエスは、神とマリアの子なので、原罪を持たないのですが、マリアが原罪を持っていては、あまりよろしくないという考えから、マリアも原罪を持たないことにしようということになり、無原罪の御宿りということになりました。
つまり、マリアの兄弟は原罪を持って生まれてきたけれど、マリアだけは、アナのお腹に宿った時から原罪を持たなかったということなのです。
この思想はマリア信仰から発達したもので、17世紀のスペイン南部で特にはやっていました。ここまで書くと、感の良い方なら気付かれると思いますが、画家ムリーリョを紹介しないわけには行きません。

これは、バルトロメ エステバン ムリーリョの「エルエスコリアルの無原罪の御宿り」(プラド美術館蔵)です。セビーリャ出身のムリーリョは、このモチーフを多く手がけており、プラド美術館に少なくとも3枚の大きな無原罪の御宿りがあります。うち2枚はプラドで見ることができますが、残りの1枚は大概海外の美術展に貸し出されていることが多いようです。事実、11回も通ったプラドでは1度も見られず、結局パリのオルセー美術館で「スルトの無原罪の御宿り」を見ることができたくらいです。(もしかして貸し出し専門?)
聖母マリアは、16~17世紀の新大陸貿易が盛んなころには、航海の安全の守護を司る役目もあり、新大陸貿易の中心であったセビーリャは、聖母への思い入れも強かったのでしょう。
ちなみに、スペインでは、この日は祝日となっています。
スポンサーサイト
Categorieスペイン雑感
トラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。